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咀嚼機能検査とは?検査方法や保険適用になる条件を解説

      2025/11/20

甲府市の歯医者、降矢歯科クリニック 歯科・矯正で、咀嚼機能検査についての解説

こんにちは、甲府市の歯医者、降矢歯科クリニック 歯科・矯正です。

私たちが毎日意識せずに行っている食事の際の「咀嚼」は、全身の健康において重要な役割を持っています。
そのため、加齢や病気、口内環境の悪化によって咀嚼の力が低下すると、全身の健康に大きな影響をもたらします。
今回は、咀嚼の重要性やその能力を測る「咀嚼機能検査」について解説します。

 

咀嚼の役割

甲府市の歯医者、降矢歯科クリニック 歯科・矯正で、咀嚼機能検査についての解説

咀嚼の役割は、食べ物を小さくかみ砕くことだけではありません。
まず、咀嚼をすることで唾液が分泌されます。唾液は消化酵素を含んでおり、胃腸への負担を軽減します。

さらに、唾液には抗菌作用があるため、虫歯や歯周病、口臭の予防にもつながります。
また、咀嚼は満腹中枢を刺激し、満腹感を得やすくするため、食べ過ぎを防いで肥満を予防する役割も担っています。
さらに、口のまわりの筋肉を発達させ、発音や滑舌の機能維持をサポートするという働きもあります。

 

咀嚼機能検査とは

咀嚼機能検査は、その名の通り、咀嚼の能力を測定するための検査です。
咀嚼の機能を数値化することで、治療前後の状態を数値として比較し、客観的にその変化を確認することができます。

 

咀嚼機能検査の検査内容

甲府市の歯医者、降矢歯科クリニック 歯科・矯正で、咀嚼機能検査についての解説

下顎運動検査
下顎運動検査は、下顎の切歯点の3次元的な動きを捉えることができる検査です。
健常な状態であれば、下顎は規則的でリズミカルな動きを繰り返します。
しかし、あごに問題がある場合は、あごの動きの経路やリズムが不規則・不安定になります。
この検査を通じて、咀嚼運動の安定性やあごの動きのリズミカルさを確認することができます。

咀嚼能力検査
咀嚼能力検査は、どのくらい効率的に食べ物をかみ砕けるかを測定するものです。
検査用のグミを20秒間咀嚼した後、吐き出したろ液の成分を測定することで、どの程度の咀嚼能力があるのかを測ります。

咬合圧検査
咬合圧検査では、特殊なフィルムをかみしめて、どれだけのかむ力があるのか、上下の歯がどれくらいバランス良く接触しているのかを測定します。
かむ力と歯の接触バランスが良いほど、咀嚼機能が高いと判断されます。

 

咀嚼機能検査でわかること

この検査を通じて、咀嚼の際にあごがリズミカルに動くかどうか、どれだけ効率的に食べ物を切断し粉砕できるか、食べ物をかみ潰す力がどの程度あるのかを把握することができます。
これらを治療の前後で測定することで、治療によって咀嚼機能がどの程度向上したのかを数値的に確認することも可能です。

 

咀嚼機能が低下している場合の治療

咀嚼機能検査で咀嚼能力の低下が確認され、虫歯や歯周病がある場合には、まずはそれらの治療を行います。
歯が欠けたままであったり、合わない入れ歯を使用していたりする場合には、入れ歯や補綴物の作製・調整を行います。

また、かむ力が低下すると、栄養が偏ることからサルコペニアやフレイルといった状態を引き起こすリスクがあります。
サルコペニアは加齢による筋肉量の減少のことであり、フレイルは加齢による心身の衰えのことです。
そのため、咀嚼機能が低下していると判断された場合には、タンパク質の摂取量を増やしたり、介護食や栄養補助食品を使用したりといった、食生活の見直しのための管理栄養士による食事相談や栄養指導が行われることもあります。

 

咀嚼機能検査の保険適用条件

咀嚼機能検査を保険適用で受けることができるのは、総入れ歯を装着している場合や、上下どちらかのあごで9本以上の歯を失って入れ歯を使用している場合、左右の奥歯を含む4本以上の歯を失っている場合、顎義歯や舌接触補助床などの特殊な入れ歯を使用している場合、保険のインプラント治療を受けている場合などです。
これらの条件を満たさない場合は、自由診療となるため、歯科医院によって検査にかかる費用は異なることになります。

 

オーラルフレイル予防の大切さ

歳を重ねるとリスクが高くなる「歯や口の機能が衰えた状態」をオーラルフレイルといいます。
オーラルフレイルになると、硬いものがかめない、食事中にむせる、うまくのみ込めない、思うように話せないといった症状が出るようになり、それが食欲の減少や低栄養、コミュニケーションの減少の原因となります。

咀嚼機能検査は、そのようなオーラルフレイル状態にいち早く気付き、対策を講じるための手段の一つでもあります。
数値で咀嚼機能を測ることで、ささいな変化にも気づきやすくなり、オーラルフレイル予防のために必要な対策をとることができるようになります。

 

オーラルフレイルを予防するために大切なこと

オーラルフレイルを予防するための方法はいくつもあります。
まず、バランスの良い食生活を心がけることがオーラルフレイルの予防には欠かせません。
硬い食べ物を避けることは、かむ力の衰えを加速させる要因となるため、適度にかむ力が必要な食材も取り入れるようにしましょう。
次に、デンタルケアをきちんと行うことも大切です。
毎食後の歯磨きはもちろんのこと、歯間ブラシやデンタルフロスを用いて歯と歯の間もきちんと清掃し、歯周病や虫歯の予防に努めましょう。

また、口腔体操や筋力トレーニングを日常に取り入れることもオーラルフレイル予防につながります。
口を大きく開けたり、閉じたりする動作を繰り返すことで、口の周りの筋肉を鍛えることができます。
毎日の生活の中で意識的に話す量を増やしたり、声に出して本を読んでみたりするのもいいでしょう。

そして、定期的な歯科検診を受けることを忘れないようにしましょう。
歯科医師による専門的なチェックとクリーニングは、口腔内の健康を維持するために非常に重要です。
不正咬合や入れ歯の不具合による食事の問題なども、早期に発見し対処することで、オーラルフレイルを予防することができます。

 

まとめ

咀嚼機能の維持は、食べるためだけでなく、健康を維持することにもつながります。
咀嚼が不十分であると、消化器系のトラブルや口腔内の健康、さらには全身へ影響をきたします。
咀嚼機能検査を利用して、自分の咀嚼力を把握し、改善が必要な部分を知ることは、健康寿命を延ばすことにつながります。
咀嚼の力を維持し、改善するための治療や日々のケアを怠らないようにしましょう。

 



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